愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~
「お前が責任を感じる事はない。寧ろお前は被害者だろっ、、、。元々お前の父親に好意があって近づいたらしいが、結局選ばれたのは姉の方。その後も順風満帆に穏やかに生活しているのか気に食わなかったらしいな。」
「母や姉を羨む気持ちは分からなくは無いですが、、何故私も、、、?やっぱり妊娠した事が原因でしょうか、、。」
溜息が聞こえて、呆れ顔をされた。
「お前は、、本当、、自分の事になると途端に卑屈になるな。勿論、それが大きな引き金になったのは間違い無いだろうが、、、お前は可愛いよ。お前にとってはコンプレックスなんだろうが、その小さい所も、、お前のデザイナーとしての才能も。羨ましくなる気持ち、、分からなくは無い。俺には無い、家族に愛されたからこそ纏うお前の穏やかなオーラも好きだ。」
初めてそんな事を言われて、顔が赤面する。
「かっ可愛いだなんて、仁さんっ、、目が悪くなったんじゃ無いですかっ、、?!」