今すぐ好きを。
「たす、けて………」

誰に聞こえる訳でもない大きさで、それでも私は言う。


「ちーちゃん?どうし……」

彼が私の肩に手を伸ばす。

「……っ、やっ……!」


バシッ。


聞こえた叩く音に、私は顔を上げる。



そこにいたのは……悠ちゃん?

悠ちゃんは彼を睨み付け、私と彼の間に手を挟む。


「あんた、名前は?」


いつもより、全然低い声。

こんな声、聞いたことない、いつものやわらかい声とは全く違った。
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