きみが虹を描いてくれた青空の下で

「あたし、八重。よろしく」


ご丁寧に、自己紹介してくれたけど。


「…ご用件はなんでしょうか」


また私にお説教しに来たの?


「あ、あのね、昨日は、ごめんね」


意外、謝られた…

私は驚いて返す言葉が出なかった。


「おととい、あんたが運ばれて来る少し前にさ、友達が急変したんだ。それであんたが来たコールでこっちのスタッフ減っちゃってね」

「え…っと、その子は…?」


そんなこと知らなかったよ。
もしかして、私のせいで死ん…


「うん、なんとかだんだん落ち着いて、昨日の夜にはあたしとも話せるようになったんだ」

「よかったぁ」

< 17 / 120 >

この作品をシェア

pagetop