私が恋をしたのは小説家でした
家に着き、ベッドに潜り込む

そして、この忙しい3日間

思い返すこともなく

ゆっくり目をつぶることにした

しかし

なんだか目が冴えてしまって眠れなかった

致し方がなし

また、そんな使えも慣れてない

言葉を心の中に入らせ

私はおもむろに

愛読している小説を手に取った

この小説は

どうも、この世の中は生きにくく

それでも一生懸命、この世界を生きていこう

道化していこう

これが私にとって最後の求愛なんだ

というように、人生を送って、きた

男の話である

私はこの小説が大好きである

そして、私はこの小説家が大好きである

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