最恐ドクターの手懐けかた






遠藤先生の言葉を聞き、艶は激怒すると思った。

だが、意外にも冷静に言い放つ。




「都合が悪いなら、向こうで少し話をしよう」





なんだこの強引なおっさん。

遠藤先生を合コンから引っ張り出すつもりなのだろうか!?




ぽかーんとしている間にも、嫌そうに遠藤先生が立ち上がる。

すると……黄色のピタピタシャツの下には、銀色のピタピタパンツが現れた。

その姿はもう、派手なもじもじ君だ。





「やだぁ、何あれ」




優奈ちゃんが軽蔑した声を上げる。

遠藤先生には悪いが、私も優奈ちゃんに賛成だ。

その服装、ギャグとしか思えない。

そして驚くほど派手な二人組は、レストランの外へと出て行ったのだ。


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