最恐ドクターの手懐けかた
もう、頭がこんがらがって、笑いたくて逃げたい私の手を、ぎゅっと握る遠藤先生。
それを思わず振り払っていた。
「あ……」
気まずい空気が押し寄せる。
だが、その空気を打ち破るように、
「行くぞ」
遠藤先生はこれまた……恐ろしく派手な、深紅のランボルギーニの扉を開いた。
車までおかしい。
わざとやってるのかってほどおかしい。
もう……こっちが恥ずかしくて死にそうだ。
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