最恐ドクターの手懐けかた





そんなことを言う遠藤先生に聞いてしまった。




「だから先生は、産婦人科医に……

女の下半身を見たいから、産婦人科医になったんですね?」





口が滑って余計なことまで言ってしまった。

慌てて口を押さえる私を不満そうに睨む遠藤先生は、やっぱりいつもより迫力がない。

むしろ、その悪趣味な服も手伝って、笑いそうになる。

私を睨んだまま、遠藤先生が口を開く。




「な訳ねぇよ!!

……つーか、八割くらいそうかもしれねぇけどな!!」




うわー、八割もそうなんだ。

否定しておいて、八割もスケベなんだ。


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