浮気の定理
「確かに最近はイタリアンが多かったかもね?

久々のフレンチ楽しみ~

桃子が選んだなら間違いないだろうしね?」



「だからぁ、バタバタしてたから、手近なとこにしたんだってば

でもまあ、素敵なお店ではあるけどね~

味もいいと思うよ?」



ありさの言葉にプレッシャーを感じながらも、自信はあるのだろう。



桃子はこの辺の店に詳しい。



元旦那がシェフだったこともあるのかもしれない。



そんな邪な考えが横切ったとき、桃子が急に話をこちらに振ってきた。



「たぶん、涼子が一番喜びそうな内装だよ?だから楽しみにしててね?」
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