浮気の定理
「礼なんていいですよ

俺たちは、涼子さんの役に立てて嬉しいんですから

どんどん頼ってください」



山本くんがそう言えば、真由がそうそう、と相づちをうつ。



みんなの心遣いが嬉しくて、私はありがとうと声を詰まらせた。



「さ、じゃあ行こうか?」



桃子にそう言われて、首をかしげた。



「どこに行くの?」



「私の知り合いにDV専門の弁護士がいるから、そこに相談しに行ってみよう?

いろいろ、これからどうすればいいか、教えてくれると思うから

連絡は入れてあるから大丈夫、安心してついてきて?」
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