彼は高嶺のヤンキー様5(元ヤン)



「リンリン!どう!?今夜のちーちゃんは!?」

「え?ああ、着流しにしたんですね?」

「ウェイウェイウェイ!リンリンとおそろい系!神パネェっしょ!?」



いろいろ言いたいことはあったけど、着こなしは良かった。

似合っている。

見た目はチャラいけど、身に着けている物はブランド品。

多分浴衣も良いものなのだろう。

香水も、いつもとは違う良いニオイがしたけど、瑞希お兄ちゃんには負けるわね。



〔★瑞希の評価が上がった★〕



「おい、凛さんに馴れ馴れしいぞ!凛さん、大丈夫ですか!?」

「可児君。」



そこへ追加で来たのが、同じく友達の可児良信君。

元SHIELDのメンバーだけど引き抜いた相手。

実家はお寺で、とても義理堅い真面目な性格だった。



「可児君、甚平なんだね?」

「いや、着慣れてるというので・・・おかしいっすか?」

「カッコいいよ!」

「そ、そーうっすか!」



怖かった顔も、慣れてしまえば可愛いものだわ。



〔★可児のテンションが上がった★〕



「ヤマト、ちーちゃん、可児君・・・他のみんなは?」

「はーい、ここです我が君♪」

「わひゃ!?」



そう言われた時、いきなり背後から抱き付かれる。



「つなぐ!?」

「あーん、会いたかったよ、俺のぼっしぃ~!」



首にすり寄ってくるのは、前回友達になった関山つなぐ。

軒猿と言う忍者の末裔で、とても強いんだけど・・・



「ちょ、くっつきすぎだよ、つなぐ!」

「照れないでよ、ぼっしぃ~!」



現在、性別が中間であるので、扱いにとても困っている。

一応、戸籍は男なんだけど、男なんだけど・・・うーん。

本人が女子になる可能性もあるので、慎重になってしまう。

まぁ、どっちを選んでも、友情は変わらないけどね。



(とはいえ、あまり触られると、女の子ってバレちゃうよー!)



〔★気が抜けないスキンシップだ★〕



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