綺麗なブルーを描けません
「…それが、すごく幸せだったんだね。今見ててもわかるわ」

「…そうなんだよね。

もう、寂しいとか思ったの何だったんだろうって思った。

そんなことどうでもいいから、

一生相手にされなくても構わないから、

柚葉さんのことだけ見ていようって心に誓っちゃった」

「ダメじゃん。

1日彼氏は?…あ、だから1日彼氏なんだ」

「そうなんだけどね、そうじゃなくて…この、ブレスレットさ、その子にもらったんだよ」

「それを、ずっと大事にしてるの?」

「うん。

次の日にさ、珍しく駅で会って、その時に、これくれて。

…あたしは、昨日の話をなかったことにしてもらおうと思ってるから、受け取れないじゃない。

でもさ、何か、その子も尋常じゃなく挙動不審でさ。

どうしたのかと思ったら突然

『ごめん、昨日のなかったことにして』って。

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