バージンロードで始めましょう~次期社長と恋人契約~
「大宮様。お言葉を返すようで恐縮ですが、私にも恋人くらいおります」

―― グイッ!

『え?』っと思ったときには、私の肩に大きな手が回されて、副社長に力強く抱き寄せられていた。

「紹介します。彼女が私の恋人の、倉本亜寿佳です」

 …………。

 あれ?

 なんで副社長が私の名前を知ってるの?

 あ、そうか。さっき私のネームプレート見てたんだっけ。

 ……あれれ? いま私がツッコまなきゃいけないとこって、そこかな?
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