バージンロードで始めましょう~次期社長と恋人契約~
セッセと取り出した小物をサイドテーブルに並べつつ、上機嫌の笑顔を副社長に向けた私は、黙って話を聞いている彼の顔を見てハッとした。
しまった! そういえば副社長の了承も得ずにこんなことしちゃったけど、大丈夫だろうか!?
勝手なことするなって叱られたらどうしよう。自腹だから迷惑はかけてないつもりなんだけど。
あ、でもそれも考えようによってはマズい?
『無料でこんなサービスしてもらった』なんて噂をお客様に広められたら、後々になって困るよね?
「あ、あの、その、えーっと……」
内心冷や汗をダラダラ垂らしながら、私はどんどん意気消沈していった。
せっかく手間暇かけて買い揃えた小物が、無駄になっちゃうよ。
お客様に喜んでもらえるとばかり思って、勝手に浮かれまくってた私のおバカ! 自分のプランに酔って大事な手順をすっ飛ばすなんて、うっかりミスもいいとこだ。
さっきまでの上機嫌が尻すぼみになって、完全にしょぼくれている私の様子を見た副社長がブッと吹き出した。
「なにそんな、池に落っこちた犬みたいな情けない顔してるんだよ。べつに俺は怒ってないぞ」
そしてクスクス笑いながら近寄ってきて、紙袋の中をヒョイと覗き込む。
しまった! そういえば副社長の了承も得ずにこんなことしちゃったけど、大丈夫だろうか!?
勝手なことするなって叱られたらどうしよう。自腹だから迷惑はかけてないつもりなんだけど。
あ、でもそれも考えようによってはマズい?
『無料でこんなサービスしてもらった』なんて噂をお客様に広められたら、後々になって困るよね?
「あ、あの、その、えーっと……」
内心冷や汗をダラダラ垂らしながら、私はどんどん意気消沈していった。
せっかく手間暇かけて買い揃えた小物が、無駄になっちゃうよ。
お客様に喜んでもらえるとばかり思って、勝手に浮かれまくってた私のおバカ! 自分のプランに酔って大事な手順をすっ飛ばすなんて、うっかりミスもいいとこだ。
さっきまでの上機嫌が尻すぼみになって、完全にしょぼくれている私の様子を見た副社長がブッと吹き出した。
「なにそんな、池に落っこちた犬みたいな情けない顔してるんだよ。べつに俺は怒ってないぞ」
そしてクスクス笑いながら近寄ってきて、紙袋の中をヒョイと覗き込む。