目は口ほどにものをいう
司side
レストランをでたあと、近くの総合公園へ行った。
花壇には色とりどりの季節の花が咲き誇っている。
2人で手を繋いでゆっくり散策した。
小さな手が愛しくて、幸せそうに笑う顔がかわいくて……
「ゆかり。」
軽く抱き寄せ、額に軽くキスを落とす。
とたんに、ゆかりが真っ赤になった。
「なっ!!こんなところで、やめてください!!」
照れて怒った顔もかわいくて。頬が緩む。
「課長。2度と気持ちを隠さないでくださいね。」
ゆかりがうれしそうに微笑んだ。
今、一瞬。ゆかりの言葉は別れた核心に触れた気がした…
ほんとはずっと気になってた。
ゆかりも俺を好きだとわかった今、別れようと思った理由を知りたい。2度と別れることがないように。