颯悟さんっ、キスの時間です。(年下御曹司は毒舌で腹黒で…でもかわいいかも?)

「その秘書さん、コンペに同行するんですよね? 秘書さんもお泊まりですよね??」
「社外へのお披露目も兼ねて連れてくよ。取引先のお偉いさんも来るから。近くの老舗の温泉旅館。個室に露天風呂もついてるんだって」
「お部屋ってみなさん相部屋ですか?」
「オレは仙台支社長と同室って聞いてるけど。アオイちゃんは別室かな」


まさか異性同士で同室なんてことはないか。そんなことにホッとする自分がいる。

いや待て。アオイちゃんがひとり部屋だったら桐生颯悟が夜這いをすることも可能ではないか?

だって週末にオアズケを食らってる桐生颯悟はたまってるわけだし。
たまってなくたって、自分好みの女の子なんだし。

ぐるぐると負の妄想が私の頭の中を暴走する。

たとえば。
個室の露天風呂でイチャイチャする桐生颯悟。


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『2人だと狭いね、この露天風呂。でも密着できていいね。アオイちゃんもっとこっち』

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とか。
それから。布団ぱふっ、をする桐生颯悟。


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『アオイちゃん、おいで? アオイちゃんは寸止めしたりしないよね、うちの彼女みたいに。ホント信じられないよね、布団ぱふっ、までしてオアズケなんて。じゃあ早速……』

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