颯悟さんっ、キスの時間です。(年下御曹司は毒舌で腹黒で…でもかわいいかも?)
ばあやさんはキッチンで夕飯の下ごしらえを始めている。
トントントントンという包丁とまな板の音が心地いい。
リビングのソファ。今日の祐理恵さんはジャージ素材のルームワンピ。相変わらずボッキュッボーンのナイスバディだ。伸縮性のある生地だからなおのこと強調されている。
あのふわふわの胸に埋もれたい男の子はたくさんいそうだ。半分分けてほしい。
そんな祐理恵さんは買ってきたおせんべいをボリボリかじりながらばあやさんが入れたお茶をすする。桐箱に入った個包装のそれは香取屋総本舗という有名店のもので、ちなみに一枚1000円もする超高級のおせんべいだ。
「うちの父なんて何人女がいると思ってんのよ。特定の恋人が3人はいるわよ。付き合いだの出張だの、言い訳して恋人と泊まりで行くの」
「そうなんですか」
「颯悟さんが取引先とのコンペに専属秘書を同行? そんなの口裏合わせよ。そもそもホントにゴルフコンペなの? 秘書とふたりきりのしっぽり温泉デートなんじゃないの??」
「しっぽり……温泉……デート?」
「そ。二人だけのお忍び旅行」
「でも牧田さんも新秘書のお披露目だって言ってましたし、颯悟さんだって仙台支社長と同室って、嘘にしては具体的でして」
「嘘だからこそ具体的なのよ。あんたは秘書ぐるみで騙されてんの。なんか分かったわ、颯悟さんがあんたみたいなずんだ娘と結婚したいって理由が」
「どんな理由ですか?」
「騙しやすいから。なんの気遣いもなく浮気し放題、遊び放題」
「……まさか」
トントントントンという包丁とまな板の音が心地いい。
リビングのソファ。今日の祐理恵さんはジャージ素材のルームワンピ。相変わらずボッキュッボーンのナイスバディだ。伸縮性のある生地だからなおのこと強調されている。
あのふわふわの胸に埋もれたい男の子はたくさんいそうだ。半分分けてほしい。
そんな祐理恵さんは買ってきたおせんべいをボリボリかじりながらばあやさんが入れたお茶をすする。桐箱に入った個包装のそれは香取屋総本舗という有名店のもので、ちなみに一枚1000円もする超高級のおせんべいだ。
「うちの父なんて何人女がいると思ってんのよ。特定の恋人が3人はいるわよ。付き合いだの出張だの、言い訳して恋人と泊まりで行くの」
「そうなんですか」
「颯悟さんが取引先とのコンペに専属秘書を同行? そんなの口裏合わせよ。そもそもホントにゴルフコンペなの? 秘書とふたりきりのしっぽり温泉デートなんじゃないの??」
「しっぽり……温泉……デート?」
「そ。二人だけのお忍び旅行」
「でも牧田さんも新秘書のお披露目だって言ってましたし、颯悟さんだって仙台支社長と同室って、嘘にしては具体的でして」
「嘘だからこそ具体的なのよ。あんたは秘書ぐるみで騙されてんの。なんか分かったわ、颯悟さんがあんたみたいなずんだ娘と結婚したいって理由が」
「どんな理由ですか?」
「騙しやすいから。なんの気遣いもなく浮気し放題、遊び放題」
「……まさか」