颯悟さんっ、キスの時間です。(年下御曹司は毒舌で腹黒で…でもかわいいかも?)
「でも颯悟さん、アオイちゃんって」
「蒼井孝平。名字が蒼井なんだよ。なに、勘違いしてたわけね。ハハハ! 美人専属秘書としっぽり温泉デート? ハハハハハ、腹痛ぇ!」
男だったんだ……なあんだ。
あー、よかった!!
って……って……。
てーっ!!!!!
私、桐生颯悟にどんな顔で会えばいいの?!
*―*―*
「ただいま。みのり、いる?」
玄関のドアが開く音がして、桐生颯悟の声が続いた。いつもより低めの、かすれた声。こんな声は聞いたことがない。
相当、怒ってるのかも。
恐る恐る玄関に向かう。
いたのは笑顔の桐生颯悟、と若いスーツ姿の男性。
ひょっとして。
「みのり、紹介するね。オレの秘書になった蒼井孝平さん」
「初めまして。颯悟副社長にお仕えすることになりました蒼井と申します。ご挨拶が遅くなり申し訳ございません」
蒼井と名乗る男性は直角に腰を曲げて礼をした。
ああ、このひとがハイスペック蒼井ちゃん……確かに桐生颯悟並みに背は高い、顔は細面のきりり系イケメン。髪は緩いウェーブのマッシュレイヤーで七三分け。少し日に焼けた感じはアウトドアかスポーツか。
「蒼井孝平。名字が蒼井なんだよ。なに、勘違いしてたわけね。ハハハ! 美人専属秘書としっぽり温泉デート? ハハハハハ、腹痛ぇ!」
男だったんだ……なあんだ。
あー、よかった!!
って……って……。
てーっ!!!!!
私、桐生颯悟にどんな顔で会えばいいの?!
*―*―*
「ただいま。みのり、いる?」
玄関のドアが開く音がして、桐生颯悟の声が続いた。いつもより低めの、かすれた声。こんな声は聞いたことがない。
相当、怒ってるのかも。
恐る恐る玄関に向かう。
いたのは笑顔の桐生颯悟、と若いスーツ姿の男性。
ひょっとして。
「みのり、紹介するね。オレの秘書になった蒼井孝平さん」
「初めまして。颯悟副社長にお仕えすることになりました蒼井と申します。ご挨拶が遅くなり申し訳ございません」
蒼井と名乗る男性は直角に腰を曲げて礼をした。
ああ、このひとがハイスペック蒼井ちゃん……確かに桐生颯悟並みに背は高い、顔は細面のきりり系イケメン。髪は緩いウェーブのマッシュレイヤーで七三分け。少し日に焼けた感じはアウトドアかスポーツか。