颯悟さんっ、キスの時間です。(年下御曹司は毒舌で腹黒で…でもかわいいかも?)
*―*―*
懇親会から帰宅した桐生颯悟はご機嫌で。
飲むといつもより笑顔の甘さが20パーセント増しになる、というのがわかった。
私の部屋に入ってきた桐生颯悟は甘い笑顔でベッドの横に来た。縁に腰掛けて私の前髪をすく。
「みのり、ひとりで大丈夫だった? 気分は?」
「はい。大根湯が効いたみたいです。すごく寝汗かいて目が覚めたときにはスッキリしてて」
「そう、良かった」
ちゅ。額に頬に。
ちゅーっ。唇に。
「おやすみ、みのり」
「おやすみなさい」
桐生颯悟はベッドから立ち上がり、ドアへ向かう。
「あ、あの!」
「なあに?」
「なにか言いたいこととかないですか?」
「早く風邪治しなよ。ね?」
「は、はい……」
特に気にしてないらしい。
まあ、いいんだけど。
*―*―*
翌朝。
熱も下がったし、食欲ももどったので、出勤することにした。桐生颯悟は、休みなよ、と心配顔だったけど、部屋にいてもアレが目について考えてしまいそうだったので行くと突っぱねた。
「かわいくないね、キミ」
懇親会から帰宅した桐生颯悟はご機嫌で。
飲むといつもより笑顔の甘さが20パーセント増しになる、というのがわかった。
私の部屋に入ってきた桐生颯悟は甘い笑顔でベッドの横に来た。縁に腰掛けて私の前髪をすく。
「みのり、ひとりで大丈夫だった? 気分は?」
「はい。大根湯が効いたみたいです。すごく寝汗かいて目が覚めたときにはスッキリしてて」
「そう、良かった」
ちゅ。額に頬に。
ちゅーっ。唇に。
「おやすみ、みのり」
「おやすみなさい」
桐生颯悟はベッドから立ち上がり、ドアへ向かう。
「あ、あの!」
「なあに?」
「なにか言いたいこととかないですか?」
「早く風邪治しなよ。ね?」
「は、はい……」
特に気にしてないらしい。
まあ、いいんだけど。
*―*―*
翌朝。
熱も下がったし、食欲ももどったので、出勤することにした。桐生颯悟は、休みなよ、と心配顔だったけど、部屋にいてもアレが目について考えてしまいそうだったので行くと突っぱねた。
「かわいくないね、キミ」