颯悟さんっ、キスの時間です。(年下御曹司は毒舌で腹黒で…でもかわいいかも?)
ペーター徳田が手を差し出したので握手を交わした。背中がゾクリとした。四方八方から体に突き刺さる冷気。
桐生颯悟が私をにらんでいた。
うう。やってしまった……。
そんな空気を読まないのか読めないのか、ペーター徳田はにっこりとほほえみかける。私と桐生颯悟がつき合ってることを知らないからしょうがないけれど。
「僕、ホントにラッキーだなあ。人事部に感謝しなくちゃいけないなあ」
「は、はあ」
「麦倉さん、うれしいです、僕。こんなかわいいひとと組めるなんて」
「か……」
かわいい?
いま、かわいいって言った?
ぐわわわ。うれしい。こんな台詞をいただけるとは。思わず顔がにやける。
そんな私を見て桐生颯悟があきれていた。
「キミ、バカ? 社交辞令でしょ」
「そんなことありませんよ。僕はホントにかわいい女性だなって感じたので」
ニコニコ。ペーター徳田は桐生颯悟にもほほ笑みかける。そんな徳田さんに桐生颯悟は応戦体勢だ。目を細めて徳田さんをにらみつける。
「徳田さん、うちの彼女をよろしくお願いしますね。う、ち、の、か、の、じょ」
「えっとそれは」
「だから。オレのだから、この子」
「副社長といえど社員をもの扱いはいかがなものでしょう?」
「そうじゃなくて。オレはこの子とつき合ってるから。オレのだから」
「それが何か?」
桐生颯悟が私をにらんでいた。
うう。やってしまった……。
そんな空気を読まないのか読めないのか、ペーター徳田はにっこりとほほえみかける。私と桐生颯悟がつき合ってることを知らないからしょうがないけれど。
「僕、ホントにラッキーだなあ。人事部に感謝しなくちゃいけないなあ」
「は、はあ」
「麦倉さん、うれしいです、僕。こんなかわいいひとと組めるなんて」
「か……」
かわいい?
いま、かわいいって言った?
ぐわわわ。うれしい。こんな台詞をいただけるとは。思わず顔がにやける。
そんな私を見て桐生颯悟があきれていた。
「キミ、バカ? 社交辞令でしょ」
「そんなことありませんよ。僕はホントにかわいい女性だなって感じたので」
ニコニコ。ペーター徳田は桐生颯悟にもほほ笑みかける。そんな徳田さんに桐生颯悟は応戦体勢だ。目を細めて徳田さんをにらみつける。
「徳田さん、うちの彼女をよろしくお願いしますね。う、ち、の、か、の、じょ」
「えっとそれは」
「だから。オレのだから、この子」
「副社長といえど社員をもの扱いはいかがなものでしょう?」
「そうじゃなくて。オレはこの子とつき合ってるから。オレのだから」
「それが何か?」