颯悟さんっ、キスの時間です。(年下御曹司は毒舌で腹黒で…でもかわいいかも?)
「それが何か、って。ひとのものを横取りする気? そんな倫理観のない社員はうちの社にはいないはずだけど?」
「横取りだなんて人聞きの悪い……。恋人が心変わりしたら別れるのはごく自然なことですよね?」
「この子は心変わりなんてしないから。オレ一筋だからありえないし」
「なら信じてればいいじゃないですか。たかだか半年、なにをうろたえてるんですか」
「半年じゃなくて1ヶ月」
「1年かもしれませんよ。そもそも副社長でありながら社員の人事に決定権がないなんて、本当にに副社長と言えるんでしょうか、颯悟副社長」
眉を寄せて怒っている桐生颯悟と相反してペーター徳田は笑顔だ。
「とにかく。みのりは渡さないから」
「とりあえずあなたの恋人はお預かりしますね、いつまであなたの恋人でいるかは知りませんけど。じゃあ麦倉さん、乗りましょうか。荷物はこれだけ?」
「はい。あ、それくらい自分で持ちますから。あ!」
カバンの持ち手を握った私の手の甲に、上から重ねるようにペーター徳田は私の手を握る。
「横取りだなんて人聞きの悪い……。恋人が心変わりしたら別れるのはごく自然なことですよね?」
「この子は心変わりなんてしないから。オレ一筋だからありえないし」
「なら信じてればいいじゃないですか。たかだか半年、なにをうろたえてるんですか」
「半年じゃなくて1ヶ月」
「1年かもしれませんよ。そもそも副社長でありながら社員の人事に決定権がないなんて、本当にに副社長と言えるんでしょうか、颯悟副社長」
眉を寄せて怒っている桐生颯悟と相反してペーター徳田は笑顔だ。
「とにかく。みのりは渡さないから」
「とりあえずあなたの恋人はお預かりしますね、いつまであなたの恋人でいるかは知りませんけど。じゃあ麦倉さん、乗りましょうか。荷物はこれだけ?」
「はい。あ、それくらい自分で持ちますから。あ!」
カバンの持ち手を握った私の手の甲に、上から重ねるようにペーター徳田は私の手を握る。