最恐ドクターの手懐けかた II
ー桃尻sideー
俺の子供……?
遠藤先生、何言ってんの……!?
まさか……
横田さんを診察する遠藤先生は、心ここに在らずだった。
「子宮口八センチ。
あと数時間ですよ」
そう言いながらも、顔は険しかった。
そしてさらに悪いことに、
「遠藤先生」
小野先生が遠藤先生を呼ぶ。
顔色の悪い遠藤先生は、口元をきゅっと締めた。
「冴木さんは出血していて、頸管が二センチだった」
「……はい……」
その声は震えていた。