最恐ドクターの手懐けかた II





泣きそうな私に、



「そりゃ、コネクティングルームだから誰も使いたくねぇだろ」



遠藤先生はあっけらかんと話す。




「コネクティングルーム?」




思わず聞き返した私に、彼は教えてくれた。




「あの部屋、最高グレードの部屋のくせに、322号室と繋がってんだ。

仕切りを入れれば個室になるが、普通の個室ほど防音性もないしな」




そうなんだ。

そんな部屋なんだ。




「誰も高い金払ってそんな部屋使いたくねぇだろ」



「確かに……」



< 242 / 406 >

この作品をシェア

pagetop