最恐ドクターの手懐けかた II
碧のおっさんにひと通り文句を言って、次は遠藤先生を睨む彼女。
その顔を見た瞬間……
「お義母さん……」
言葉を失った。
お義母さんは五十代とは思えない綺麗な顔を歪め、ありったけの怒りを込めて遠藤先生を睨む。
そして、
「琥太郎」
その胸ぐらを掴んだ。
「あんたも奈々ちゃんをどうする気?
まさか自分の子供を亡くすために産婦人科医になった訳じゃないよね!?
あんたがついていながら、なんで奈々ちゃんを守れなかったの!?」