最恐ドクターの手懐けかた II
その言葉だって、遠藤先生には酷だと思った。
だって、遠藤先生は私を守れなかったと泣きそうな顔で言ってくれたから。
元はと言えば私のせいなのに。
「私が無理しすぎたからです」
遠慮がちにお義母さんに伝えると、彼女は泣きそうな顔でベッドへと走ってくる。
「そんなこと言わなくてもいいのよ。
奈々ちゃんが無理しないように見張るのが、あいつの仕事でしょ?
あいつまた変なことばっかり考えて、奈々ちゃんを大切にしなかったんだ」