最恐ドクターの手懐けかた II






静かな病室に、お義母さんのすすり泣く声だけが響いていた。

その中で……



「琥太郎」



新たな声が聞こえる。

顔を上げると、病室の入り口には派手派手のスーツを着たお義父さんが立っていた。

その黄色のスーツ、某新喜劇を彷彿とさせる。




溢れる笑い声をぐっとこらえた。

そして、笑っているのは私だけではないことに気付く。

柊君とみどりちゃんだって思いっきり笑うのを堪えているのだ。

やっぱり、私の感覚がおかしいわけではないよね?

遠藤父子がおかしいんだよね!!


< 256 / 406 >

この作品をシェア

pagetop