最恐ドクターの手懐けかた II
そんなお義父さんの服について何も思っていないであろう遠藤先生は、顔を歪めて彼を見る。
すると、彼は少し心配そうに遠藤先生に告げた。
「大丈夫か?」
「はぁ?」
「大丈夫かって聞いてんだ」
「あー、新曲の話か。
デモ音源は送っただろ?」
面倒そうにそう告げる遠藤先生に、
「奈々ちゃんは大丈夫かって聞いてんだ!」
お義父さんは声を荒げた。
そんなお義父さんを、遠藤先生は目を丸くして見ていた。
そして、ふっと笑い告げる。
「安静にしていれば、今のところ大丈夫だ」