最恐ドクターの手懐けかた II
担当してくれた助産師さんは二人。
東さんと村上さんだ。
二人とも奈々ちゃんと仲良しで、相部屋生活の時によく来てくれた。
そんな二人の笑顔に癒されたが……
「いたっ……いたあぁぁぁぁあ!!」
金切り声を上げたあたしに驚いたらしい。
そのまま内診され、なんと……
「子宮口全開です!!
戸崎さん、生まれますよ。
急いで準備しますね!!」
だったのだ。
……え?
もう生まれるの?
正直驚きだった。
だが、襲ってくる陣痛はこの世のものと思えないものだった。
「おい!マジか!?
大丈夫なのか!?」
柊が焦って東さんに聞いているが、何が大丈夫なのかさっぱりだ。
むしろ、この痛みは大丈夫ではない。
あたし、痛みには強いと思っていたのに!!