偽装結婚はおさない恋の復活⁉︎

「じゃ…じゃあ、山口くんっ!」

麻琴は山口を引き連れて行くことにした。

「あなたこそ、松波先生にご迷惑かけたんだから、一緒に来てお詫びしなさいよ!」

案の定、松波は「えーっ!?」という顔をしているが、知ったこっちゃない。

「おれ……やっぱり、納得いかないっす」

山口は、まだぶつぶつ言っていた。

「……山口」

智史が声をかける。
彼はベッドで座る稍の隣で、これ見よがしにがっちりと恋人つなぎをしていた。

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