君はいないのに今日も空は綺麗で、僕は泣いてしまった。



「そこじゃ、ない…」


頬を赤く染めて、不満そうに俺を見つめる。



「…どこ?」


笑ってそう言って、頬にまたキスを落とす。



「……いじわる、わかってるくせに…」


あぁ…ほんとうに可愛い。

俺の彼女は、こんなにも可愛いのだと、世界中の人たちに自慢したい。



「…言って……?どこがいいの…?」



首筋に優しくキスをして、潤んだ瞳を見つめる。


「……くち、に、…して…」






「いい子」





ちゅっ、とわざと音を立てて軽くキスをする。


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