わたしはあなたにときめいてます
確かにわたしは…花梨さんに傷つけられた。
『突然、呼び出してごめんなさいね』
『いえ。話とは何ですか』
『話っていうのは…。
来週の日曜日、吉広の誕生日なんだけど…』
『知ってます』
『……知ってるの?』
『はい。国吉さんが言ってました』
『国吉くんに…会った事あるの?』
『はい。10回ほど』
『結構…会ってるのね…』
『家によく遊びにくるので』
『そう……』
『あの吉広さんの誕生日が何ですか』
『知らないだろうから教えようと思ったんだけど、知ってたのね』
『はい。誕生日プレゼントももう買いました』
『そうなの…。
何を買ったの?』
『星の図鑑です。前から欲しいって言っていたので』
『言ってたの?』
『はい。よく言ってました』
『へぇ……』
『話はそれだけですか。では、失礼…』
『待って!! お願いがあるの!!』
『お願いですか』
『吉広の誕生日当日なんだけど…。
吉広と二人で…過ごしてもいいかな?』
『はい』
『本当に?
ありがとう!!!』