わたしはあなたにときめいてます
「すまないな……。俺も辞めさせたくなかったんだが…。
同僚逹が彼女と仕事するのが嫌みたいでね……。辞めたいと言う人が何人も出てきてるんだ…。
友達は…大丈夫か?」
『君が自分達と同じ感情を持っていて、
全く不気味じゃないと言う事を』
『君は私が守ります』
『私が今、言える事は…。
君の事しか考えてないと言う事です』
吉広さん……。
「友達にも本当にすまなかったと伝えておいてくれ……。ああ…。じゃあな……」
「店長、おはようございます」
「おお……おはよう……」
「店長、お話があります」
「ただいま」
「香澄さん、おかえりなさい」
仕事から帰ってくると、台所にピンクのエプロンをつけた吉広さんが居た。
「夕食出来てますよ。
今日は君の大好きな牛肉たっぷりカレーです」
「ありがとうございます。
嬉しいです」
「さあ、手を洗ってきて下さい。
一緒に食べましょう」
「その前に……。
大事なお話があります。
聞いてもらえますか?」