婚約破棄するつもりでしたが、御曹司と甘い新婚生活が始まりました
「赤ちゃんの頃からの付き合いなんで」

玲人君がにこやかに返すが、私は心の中でボソボソと呟いた。

主導権はいつも彼に握られています。

それからポイントを変えて二回泳ぎ、夕方前にホテルに戻った。

玲人君の言うように日頃の運動不足が祟ってもうクタクタ。

あ〜、夕食前にベッドでひと眠りしたい。

でも、ここ数日の洗濯物が溜まっている。

気合いを入れ直して、洗濯物をまとめた。

「玲人君の洗濯物ちょうだい。コインランドリーに行ってくるよ」

「寝たいんでしょ?俺が行ってくるよ」

玲人君はそう気遣うが、私は頭を振った。

彼に私の下着を洗濯させるなんて、恥ずかしい。

肌は重ねたが、だからと言って気安く頼めない。

それとこれとは話は別だ。

「いいよ。売店にも寄りたいし、私行ってくるね」


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