婚約破棄するつもりでしたが、御曹司と甘い新婚生活が始まりました
「往生際が悪いなあ。お前が瑠璃ちゃんを襲うところ、ビデオにちゃんと撮ってるぞ。強制わいせつ罪、いや、強姦罪で訴えてもいいんだがなあ」
「そんなの張ったりだろうが!」
拓海さんは小鳥遊さんに向かって声を上げた。
「ここは九条ホテルだ。お前が瑠璃ちゃんとレストランで食事してる間にビデオカメラ仕掛けるくらい、わけもない」
小鳥遊さんは急に表情を変え、鋭い眼光で拓海さんを見据えると、鼻で笑った。
「お前は散々瑠璃にちょっかい出して来たんだ。それで俺が何もしないとでも?この事態は予測してた。はぐらかさずに、素直に吐けよ。なんて言って瑠璃を誘い込んだ?」
玲人君は左手で拓海さんの顎を掴み、氷のような冷たい声で追及する。
「……伯父さんが会社の金を一億着服したから……お前が俺の愛人になれば金を貸してやるし、内部告発もしないと……」
「そんなの張ったりだろうが!」
拓海さんは小鳥遊さんに向かって声を上げた。
「ここは九条ホテルだ。お前が瑠璃ちゃんとレストランで食事してる間にビデオカメラ仕掛けるくらい、わけもない」
小鳥遊さんは急に表情を変え、鋭い眼光で拓海さんを見据えると、鼻で笑った。
「お前は散々瑠璃にちょっかい出して来たんだ。それで俺が何もしないとでも?この事態は予測してた。はぐらかさずに、素直に吐けよ。なんて言って瑠璃を誘い込んだ?」
玲人君は左手で拓海さんの顎を掴み、氷のような冷たい声で追及する。
「……伯父さんが会社の金を一億着服したから……お前が俺の愛人になれば金を貸してやるし、内部告発もしないと……」