女の賞味期限
ふと彼を見ると、三条君は、壁に貼ってある『1杯目ビール半額』の文字を見ていた。

「ビール半額って、お得だよね。」

三条君は、ハッとしている。

「ですよね。」

「ビールにする?」

「はい。」

「私も、ビールにしよう。」

「じゃあ、ビール二つ。」

店員さんにビールを二つ頼んだ後、おつまみにチーズベーコンと枝豆をチョイスした。


「この前は、仕事手伝って頂いて、ありがとうございました。乾杯。」

「いえいえ。」

私達は、ビールを一緒に飲んだ。

「それにしても、お洒落なお店は知ってるし、チーズベーコンは頼むし、三条君も隅に置けないな。」

「そんな事ないですよ。友達と1回来たんです。居酒屋にしては、いい場所でしょ?ここ。」

「そうね。」

「チーズベーコンは、柏崎さんが好きそうだから。」

少しだけ、ドキッとしてしまった。

「女の子って、こういうメニュー、好きでしょ。」


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