初恋のカケラ【3/13おまけ更新】
週明けの月曜日、愛羅ちゃんがロッカールームで声をかけてきた。
「クルミ先輩、今週末って予定あります?」
もちろんあれ以来、特に週末の予定なんかない。
「特にないよ?」
愛羅ちゃんとは会社の中の付き合いだけでなく、仕事後のショッピングや夕飯を食べたりと前よりも仲良く付き合ってる。
見た目はプライベートが一番大事って感じなのに、それに反して仕事も真面目に取り組むし、なにより私を慕ってくれているのがわかってなんだかそれも嬉しかった。
あいかわらず恋愛相談が多いのだけれど、その年齢の頃は私もそれが生活の中での一番重要な事項だったから。
「やった。じゃあ、愛羅のためにあけておいてくださいね♪」
「う、うん」
なんか語尾に♪が見えたような気がして一瞬怯みながら返事をした。
「それじゃ、先行きますねー」
すっかりご機嫌で愛羅ちゃんは先にそこを出て行ってしまった。だからいつもの買い物かご飯だろうと思いながら、着替えを終えると仕事に向かった。
今週は業務的に特に問題もなく、滞りなく進んでる。この分なら週末に買いものでも食事でも早い時間から行けそうだ。
「クルミ先輩、今週末って予定あります?」
もちろんあれ以来、特に週末の予定なんかない。
「特にないよ?」
愛羅ちゃんとは会社の中の付き合いだけでなく、仕事後のショッピングや夕飯を食べたりと前よりも仲良く付き合ってる。
見た目はプライベートが一番大事って感じなのに、それに反して仕事も真面目に取り組むし、なにより私を慕ってくれているのがわかってなんだかそれも嬉しかった。
あいかわらず恋愛相談が多いのだけれど、その年齢の頃は私もそれが生活の中での一番重要な事項だったから。
「やった。じゃあ、愛羅のためにあけておいてくださいね♪」
「う、うん」
なんか語尾に♪が見えたような気がして一瞬怯みながら返事をした。
「それじゃ、先行きますねー」
すっかりご機嫌で愛羅ちゃんは先にそこを出て行ってしまった。だからいつもの買い物かご飯だろうと思いながら、着替えを終えると仕事に向かった。
今週は業務的に特に問題もなく、滞りなく進んでる。この分なら週末に買いものでも食事でも早い時間から行けそうだ。