初恋のカケラ【3/13おまけ更新】
店のドアを開けるとニコニコ顔で迎えてくれたマスター。
「こんばんは」
「いらっしゃい、二階空いてるよ」
最近はスッカリ二階席が定番。休日の混んでる時間だけでなく平日にもそこに通される事が多い。
あまり人が居ないからゆっくりできるけど、下には常連さんたちがいて和気あいあいとした感じも好きなんだけど。
席に座るとすぐにマスターがきて、
「二人して予約しなくても」
「え?!」
「は?!」
ニコニコしたまま言うマスターに二人同時に驚いて、それを見たマスターが「ホント仲良いよね」と、続けて言う。
「クル―――、」
「相良さん、予約したの?」
勢いの良かった私は相良さんの言葉を遮り最後まで続けた。
「マスターも人が悪いな。教えてくれればいいのに」
「特にオーダーなければお任せでいいかな?」
相良さんの言葉には微笑んだまま、オーダーの確認って、マスター。
「あーえと、あんまゆっくりできないから」
「はいはい、ではすぐにお持ちしますよ」
そしてすぐに下に降りて行ってしまった。
マスターの後姿を見送ってテーブルに視線を戻すと相良さんが。
「もしかして予約してくれてた?」
大したことじゃない。それにいつも来てるお店だし。
「あーうん、念のためね。ご飯食べれなかったら困るからね」
本当はうちで出せればいいのだけれど。相変わらずそんな腕もない。だからせめてと予約しただけの事
「こんばんは」
「いらっしゃい、二階空いてるよ」
最近はスッカリ二階席が定番。休日の混んでる時間だけでなく平日にもそこに通される事が多い。
あまり人が居ないからゆっくりできるけど、下には常連さんたちがいて和気あいあいとした感じも好きなんだけど。
席に座るとすぐにマスターがきて、
「二人して予約しなくても」
「え?!」
「は?!」
ニコニコしたまま言うマスターに二人同時に驚いて、それを見たマスターが「ホント仲良いよね」と、続けて言う。
「クル―――、」
「相良さん、予約したの?」
勢いの良かった私は相良さんの言葉を遮り最後まで続けた。
「マスターも人が悪いな。教えてくれればいいのに」
「特にオーダーなければお任せでいいかな?」
相良さんの言葉には微笑んだまま、オーダーの確認って、マスター。
「あーえと、あんまゆっくりできないから」
「はいはい、ではすぐにお持ちしますよ」
そしてすぐに下に降りて行ってしまった。
マスターの後姿を見送ってテーブルに視線を戻すと相良さんが。
「もしかして予約してくれてた?」
大したことじゃない。それにいつも来てるお店だし。
「あーうん、念のためね。ご飯食べれなかったら困るからね」
本当はうちで出せればいいのだけれど。相変わらずそんな腕もない。だからせめてと予約しただけの事