初恋のカケラ【3/13おまけ更新】

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「クルミ先輩、手作りなんてしたんですか?!」

久しぶりに愛羅ちゃんと一緒の帰り道。最近何かと忙しくてゆっくりお茶も出来なかったから新しく出来たカフェに誘って来ていた。

「あーうん」

「だから最近付き合い悪かったんですねー」

「……ごめん」

さすがにはじめて手作りチョコ渡すからそれの練習してるとか恥ずかしくて。

「いえ、いいんです!クルミ先輩忙しそうだけど、疲れてる感じじゃなくってなんか楽しそうに見えたから」

「う。そう、なんだ」

隠してるつもりが態度に出てるってことか。

「あーでも、あのシェフのレシピなんですよね?それ」

「うん、そう。私にでも出来たからすごいよね」

初心者でもできる。簡単なのにそれっぽく見えるとは良く言ったものだ。おかげで四月からの料理教室も今から楽しみにしてる。

「それで?相良さん、すっごい喜んだでしょう?」

目を輝かせて聞く愛羅ちゃんに昨日の相良さんの言葉が思い出される。

―――テイクアウトしてい?

「うわーごちそうさまですっ、その顔見ただけでわかりますって。あーもうヤダヤダ」

その顔ってどんな顔。

「うん、喜んでくれた。」

本当に手作りして良かった、初めてあげた手作りチョコが相良さんで良かった
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