この暴君、恋すると手に負えません


副社長という立場でもある朱鳳帝は、実はこう見えて毎日のように多忙なスケジュールに追われている。

夜はほぼお偉いさんとの会食やパーティーに参加していて、分刻みで予定が詰まっているのもありヘリでの移動も当たり前。

急に予定が入ることも多々ありつつも、この男は澄ました顔で完璧にスケジュール管理をしている。さすが時期社長候補といったとことだろうか。

「そういえば急用ってどなたですか?」
「あぁ、光希だ。新型VR『Evi』をメディアへ発表することが決まったから、その打ち合わせだ」

そう、彼は以前帝国ホテルで行われた親睦パーティーに参加していた暴君の友達でもある、ゲームプログラマーの東堂光希さんだ。


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