この暴君、恋すると手に負えません



ーーごめんね、おばあちゃん。


私がいつもおばあちゃんの前で強がって泣かなかった理由、ちゃんと分かっててくれたんだね。

できるだけおばあちゃんに心配かけないようにしてしたつもりだったけど、それが逆に気になってなんて全然気づかなかった。


"自分の本当の気持ちを隠さずにきちんと伝えられる人になってほしい"


その言葉が深く胸に突き刺さったまま、頭から離れなかった。


"自分の気持ちに素直になること忘れないでいてね?"

あの時、これ以上誰も巻き込みたくなくて自分の気持ちを押し殺してしまった。本当は帝さんから離れたくなかったのにーー……。


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