この暴君、恋すると手に負えません



「誰に何を言われようが邪魔されようが、俺は美作虹美と必ず結婚します」



--もう何度この情熱的なプロポーズほ言葉を耳にしただろう。


だけど何度聞いても胸は高鳴って、もっと帝さんの好きが大きくなっていく。帝さんへの好きが溢れ出しそうになってしまう。


しかし、ずっと様子を伺っていた男性記者が痺れを切らしたかのように立ち上がった。


「朱鳳さん?盛り上がってるところ悪いですが、あなたは今ご自分がされている事を分かってらっしゃいますか!?

世間を騙していたんですよ!?神楽坂玲奈の偽りの結婚騒動起こして、そんなどこの誰かも分からない女と結婚するなんてどうかしてますよ!?社長に就任したばかりでこんな大それた騒動起こして会社の信用失くしても知りませんよ!?」


その記者の一声に、会場中がざわつき始めた。だが帝さんは全く動じることはなく、何か企んでいるかのように悪戯な笑みを浮かべた。



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