この暴君、恋すると手に負えません



「……一体、何を見せるつもりなんだ?神楽坂玲奈は……っ」


そう報道陣は誰もが同じ事を思っているだろう。
私も当初は、この作戦を本当に決行する事になるとは想像していなかった。



『桐生さん、お願いします』
『かしこましました、玲奈様』


玲奈さんの声がインカム越しで聞こえると、私は薄っすら明るくなるほどに照明をつける。


「なっ、何だこれは!?」


そして姿を現した巨大なスクリーンに皆は驚きの声をあげた。
映し出された映像に皆は食らいつくように視線を集める。





そう、其処に映し出されたものとは――……。






< 371 / 409 >

この作品をシェア

pagetop