この暴君、恋すると手に負えません
「……一体、何を見せるつもりなんだ?神楽坂玲奈は……っ」
そう報道陣は誰もが同じ事を思っているだろう。
私も当初は、この作戦を本当に決行する事になるとは想像していなかった。
『桐生さん、お願いします』
『かしこましました、玲奈様』
玲奈さんの声がインカム越しで聞こえると、私は薄っすら明るくなるほどに照明をつける。
「なっ、何だこれは!?」
そして姿を現した巨大なスクリーンに皆は驚きの声をあげた。
映し出された映像に皆は食らいつくように視線を集める。
そう、其処に映し出されたものとは――……。