秘密の契約
モゴモゴと答えていたが、知美の目線が私の首元にあることに気付くと、一気に身体から血の気が引いた感覚に陥った。
…なんで私の首見てるの……?
もしかして、契約の事がバレたんじゃーーー
冷や汗が止まらない。
ーーーと、
「…あぁ、なるほど」
「へ?」
まるで1人で納得したかのように、ポンっと手を叩いて、
「美琴、ちょっとこっち!」
「えっ、ちょっ…、知美!?」
強引にグイッと私の腕を引っ張り、どこかへ連れていかれた。
着いた先はーーー
「…なんでトイレ」
女子トイレだった。
入るのかな?
なんて思っていたけど、知美はまったく個室に入る様子がない。