秘密の契約



「美琴、鏡見てみて」



言われるがままに洗面所の鏡を覗く。



するとーーー



「…っ!……何これ」



結城くんが吸血したのとは逆の首元。





なんか赤くなってる…





知美は、うんうん、と頷きながら、



「やっぱりデキてたんだ?」



ニヤリと笑って言ってきた。



「…え?デキてたって…何が?」



意味がわからずそのまま言葉を返すと、知美はビシッと私の首元を指差して、



「それ!結城くんに付けられたでしょ、キスマーク!」


「…っ!!」



言ってきた。





き、キスマーク…!?

いや、マンガとかでは読んだことあるけど、これがキスマークっていうんだ…





恋愛経験が乏しい私にはこういう知識もあまりなくて…



< 48 / 50 >

この作品をシェア

pagetop