秘密の契約
「美琴、鏡見てみて」
言われるがままに洗面所の鏡を覗く。
するとーーー
「…っ!……何これ」
結城くんが吸血したのとは逆の首元。
なんか赤くなってる…
知美は、うんうん、と頷きながら、
「やっぱりデキてたんだ?」
ニヤリと笑って言ってきた。
「…え?デキてたって…何が?」
意味がわからずそのまま言葉を返すと、知美はビシッと私の首元を指差して、
「それ!結城くんに付けられたでしょ、キスマーク!」
「…っ!!」
言ってきた。
き、キスマーク…!?
いや、マンガとかでは読んだことあるけど、これがキスマークっていうんだ…
恋愛経験が乏しい私にはこういう知識もあまりなくて…