永遠の愛を(番外編も完結)
「のども渇いて疲れただろ。ちょっとだけ待ってて。すぐに買ってくるから。」

そう言うと、彼はエンジンをかけたまま車を降りて行ってしまった。

その姿はたくさんの車に隠れ、すぐに見えなくなる。

「はぁ…」

白く曇った窓ガラス。

ポーチから取り出した手鏡に映った自分の顔。

思ったほど化粧崩れはしていなかったけど、目が少しだけ赤くなっていた。

涙で流れたファンデーションの後を直し少しだけ冷静になると、色々やらかした感に襲われた。
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