永遠の愛を(番外編も完結)
そう言うと、ゆっくりとこちらを振り向いた慶斗さん。

車のすぐ横を絶え間なく走り去っていく車のライトが、慶斗さんの端正な顔と熱のこもった視線を私に伝えてくる。

近い距離で交わる視線に、心臓の鼓動が大きく高鳴る。

彼のストレートすぎる言葉にはまだ慣れない。

だけど本心を伝えてくれた彼に、逃げずに向き合うと決めたから。

次に慶斗さんに会うその時は、素直な気持ちで真っ直ぐに彼と向き合いたいと思ったから。

私にとっても今日という日を特別な思いで迎えていた。

だけどまさか、今夜こうして二人きりになれるとは思ってもいなかったけれど。
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