永遠の愛を(番外編も完結)
出ていったきりだと思っていた母は、その後も祖父に許しを得るために何度も帰って来ていた。

だけど私に会う事を許さなかった祖父。

どれだけ反対しても聞く耳を持たない娘の事は最後はもう仕方がないと諦めがついても、私の幸せだけは絶対に諦められなかったという。

そして母たちの生活は、祖父の言葉通り不幸への道を突き進んでいくことになる。

慣れない土地で仕事もうまくいかず、いつしかギャンブルやお酒にのめり込んでいった彼の借金はどんどん膨らんだ。

母はそれこそ働き蜂のように、朝早くから寝る間も惜しんで働いた。

それでも彼は生活態度を改めようとはしなかった。

その上、母に感謝をするどころか、次第に暴力まで振るうようになっていく。
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