永遠の愛を(番外編も完結)

ここは、私が生まれるずっと、ずっと前からあるお店。

母の子供時代からあると言っていたから、きっと母も沢山通ったお店なんだろう。

祖母とよく買いに来ていた記憶はあるけど、母と来ていた記憶はもう消えてしまった。

今日は祖母も大好きなお菓子を買いに来たのだ。

それと、ヨシおばあちゃんにも話を聞いてもらいたかったから。

自分だけでは抱えきれそうにない、大きな不安をどうしていいのか分からなくて毎日がとても怖かった。

その時、玄関の方から男の人の声が聞こえた気がした。

そうこうしている内に誰かの足音が近づいてきた。

お客さんだろうか…

ヨシおばあちゃんも、早くに旦那さんを亡くしてからは一人暮らしのはずだから。
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