永遠の愛を(番外編も完結)
黄金色のそれを口に入れると、お芋の甘みが口いっぱいに広がった。

和菓子にはやっぱり温かい日本茶が一番合う。

祖父母に育てられたせいか、若い女の子たちが好む今時のおしゃれスイーツよりも、どちらかというと和菓子の方が私は好きだった。

特にこの芋きんつばには目がなかった。

「おいしい?」

「うん。とっても美味しい。」

美味しいものを食べて自然と笑顔になっていたらしい。

「よかった。みぃちゃんにはやっぱり笑顔が一番よく似合ってるからねぇ。」

ヨシおばあちゃんが優しい眼差しで私を見つめながら

「可愛いねぇ。孫のお嫁さんに欲しいくらいだよ。」

とさすがにそんな事まで言われて照れてしまった。
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