永遠の愛を(番外編も完結)
夕食後、カレーを頂いたお礼に後片付けをかって出た。

何もしないで座ってるのはやっぱり落ち着かない。

お皿をすすぐ私の隣に背の高い誰かが立ったーーー。

横を向き顔を上にあげると

「手伝うよ。」

そう言って、私が持っている皿に手を伸ばそうとする先輩がいた。

一瞬、なぜか放心してしまった私だけど、すぐに我に返ると先輩が私の持つ皿に触れたところだった。

私は慌てて皿から手を離す。

「何?どうしたの?」

すぐ隣の至近距離から顔を覗き込まれ、思わず反対側にそらした。

「何も!ないです…」

なぜか緊張して“ 何も! ” の部分だけやけに力が入って声が大きくなった。
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