車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)
「はぁっ?何だと!?」
俺は、キレた。
お互いにギャーギャーと騒ぐが
何だか不思議と肩の力が抜けていた。
コイツ……わざと?
席に戻ると高橋達が居る席と俺達の席が
すぐ近くだった。
何とも言えないほど……気まずい雰囲気だ。
「どうしたんだ?3人共……微妙な空気を
漂わして?」
早川兄ちゃんが不思議そうに尋ねてきた。
「実は……」
千花が、コソッと翼達に気づかれないように
説明をしていた。
ちなみに千花は、早川兄ちゃんの隣。
向かい側に俺と美堂が座っている。